2025年後期のNHK朝ドラ「ばけばけ」に、イギリスの男優のトミーバストウさんが出演しています。
初回から顔を出していますが、右目はきれいなブルーで左目が白いのですよね。
オッドアイかと思いきや、役の小泉八雲さんが事故で左目が失明していたことによります。
また、ゴールデングローブ賞と取ったドラマ『SHOGUN 将軍』にも出演していたとのこと。
日本語もよくできる、というトミーバストウさんの情報をご紹介します!
トミーバストウの左目が白いのは失明設定!
2025年、10月から放映されている、朝ドラ「ばけばけ」。
1回目からヒロインのトキ役の高石あかりさんと共に出演していました。
でも、初回から、あれ?と思った人は多かったでしょう。
夫・レフカダ・ヘブン役のトミーバストウさんの目が右目は美しいブルーで、左目は白いのです。
オッドアイ?と思ったりもしましたが、よくよく調べると、左目は特殊なコンタクトレンズを入れているのですね。
それはなぜかと言うと、モデルになったイギリス人の小説家、小泉八雲さんが片目を失明していたからという事です。
片目だけ、なぜ?かと言うと、16歳の時にジャイアント・ストライドという遊具で遊んでいた時のことです。
その時に、ロープの結び目で、左目を強打し、手術もうけましたが失明に至ったのです。
それからは、テレビでも見るように、左目は白濁したのです。
それまでは、明るく友だちの多い小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーンさんでしたが、事故後は、目の事が気になりだします。
それはそうですね。
整ったきれいなお顔のパトリック・ラフカディオ・ハーンさん。
どうしても自分の容姿が人にどう写っているか気になっても仕方ありません。
読者の人に送った手紙には、
「私は左眼を失って恐ろしく醜くなっています」
などと書いていて、どれだけ心を痛めていたか、わかりますね。
おまけにもともと、強度の近視だったので、いつも目が見えなくなることを恐れていたそうなんです。
でも、メガネをかけたりせず、見えない時にサッとメガネを出して読んだり、正面から見られるのを嫌がったりするように。
自尊心がとても傷ついて内向的になってしまったのですね…。
トミーバストウは朝ドラ「ばけばけ」でヒロインの夫役
トミーバストウさんは、2025年後期のNHK朝ドラ「ばけばけ」に出演。
ヒロイン・松野トキ(高石あかりさん)の夫、レフカダ・ヘブン役で登場していますね。
つまり、小説家であり随筆家でもあった、小泉八雲を演じます。
この役は、オーディションで勝ち抜いて決定しました。
オーディションには何と!1767人の人たちがチャレンジしたのです!
(国内246人、米国1352人、英国149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)
この人数の中から選ばれたなんて、世界観がピタっとはまったのでしょうね。
なぜトミーバストウさんがこのオーディションを知ったかと言うと、『SHOGUN 将軍』で共演した穂志もえかさんからその事を聞いたそうです。
トミーバストウさんは挑戦してみたかったのでしょうね!
この番組の政策統括である、橋爪國臣氏に直接メール(アドレスを入手した)して自分も受けたい、と意思表示。
しかも、日本語で!
オーディションは演技審査もあり、橋爪國臣氏は
バストウさんの演技を見て「『言葉がきちんと通じ合っていないけれど、心は通じている』ような感覚にすごく引き込まれたんです。それはこのドラマのテーマでもありますし、お互いを尊重し合い、理解し合っていく姿を芝居で体現できる方だなというのが一番の印象でした」
と。
存在感や、オーラがある、とも明かしています。
俳優としての存在感の前に、きっとトミーバストウさんの人間力が、このオーディションで勝ち抜いた結果なのでしょう!
トミーバストウは日本語が出来るの?
トミーバストウさんは、もともと日本の映画や文化に以前からとてもひかれていて、日本語も勉強していたんですね。
映画は父が見せてくれた黒沢映画になによりひかれていたのです。
しかし、日本語はなかなか難しい外国語ですよね。
でも、トミーバストウさんは、好きなことには地道な努力を惜しまない底力を持っていたのでしょう。
言語を習得するのに近道はない、と多い時には1日8時間も勉強していたんですって!
そして、もうかれこれ10年以上も勉強は続いているんです。
日本のドラマに出られることは長年の夢がかなった、という喜びを語っています。
「セリフは幸いなことにカタコトなので難しくはなかったです。」
とインタビューで言っていましたが、「幸いなことに」ということばを適切に使っていることに頭が下がる思いがしました。
こういう裏話を聞くと、これからドラマを見る時に、はまり込んでしまいそうです!
トミーバストウは『SHOGUN 将軍』に出演していた!
トミーバストウさんは、2024年から、アメリカで放映されている『SHOGUN 将軍』に出演しています。
『SHOGUN 将軍』と言えば、徳川家康を演じる真田広之さんが主演で、アメリカでの日本の時代劇。
そうそうたる名優たちが出演していて、2024年にはエミー賞に日本人11人がノミネートされましたね。
そして、2025年には、ゴールデングローブ賞を各部門で受賞した、輝かしいドラマです。
トミーバストウさんの役は、心優しいポルトガル人のカトリック司祭のマルティン・アルヴィトという人。
幼い頃日本に派遣された通訳者で、大名の吉井虎永(徳川家康のことでこのドラマでの架空の名前)の通訳をしていた、と言われています。
ヒロインとのからみもあり、流ちょうな日本語を話すことで、一気にその存在感を示しました。
まさに適役だと言えますね!
トミーバストウの年齢などwiki情報
トミーバストウさんの
【年齢】1991年8月26日生まれ 34歳
【国籍・出身地】イギリス・サリー州エプソム
【身長】185cm 結構な高身長ですね!
【妻】結婚した情報はありません。
なので、妻はまだいないようですね。
以上、ドラマ「ばけばけ」に出演中の、トミーバストウさんの左目のこと、朝ドラのこと、出演していた「SHOGUN 将軍」のことをまとめました。
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